「熊」であると私は考えております。熊は恐ろしいイメージが強いですが、本来は臆病で慎重な性格の動物です。私もまたミス等を恐れて慎重になる事がとても多く、動作そのものも鈍い方です。しかしその慎重さを活かして丁寧な仕事が出来るように心掛けて行きたいと思います。
この会社に入社を決めた理由は、巨大な建設機械やロボット業務に携われると考えたからです。私は幼い頃から巨大な機械、とりわけ建設機械やロボット等が好きでした。大学の企業説明会にて建設機械やロボットに関わる事の出来る当社を知った時は非常に驚きを覚えました。その後、当社名古屋機械センターの会社見学へと招かれ、クローラクレーンやタワークレーンの部材を目のあたりした際には、その大きさと存在感に圧倒されました。同時にこの機械やロボットに携われるこの会社に入社したいという思いが強くなり、入社を決めました。
入社して良かった事は、ニュースなどで話題の大規模現場に携わる事ができたという点です。現在テレビやネットのCMで話題となっている、麻布台ヒルズの施工現場での組解体に関わっておりました。現場での業務は初めての現場常駐のため、苦難も多々ありました。いざ現場が終了し、あのCMを目にした時は、辛い事も超えて感慨深いものを身に感じました。約330mの麻布台ヒルズの屋上からの景色は今後一生の思い出として刻まれました。
現在は施工部にて各現場での施工要領書の管理・修正・配布を主に施工部内のデータ処理関係を行っております。月例点検等の現場業務にも同伴させてもらう事もあります。
明るく優しく接して頂ける職場です。疑問や質問をした時に答えて下さる先輩方が多く、助けて頂いています。私も後輩達に対してそのような先輩になりたいと考えております。
今まで身に付いていなかった知識が定着した瞬間です。1~2年目は機械の組解体について何もわからなかったですが、虎ノ門麻布台のような大型現場に常駐し、その中でタワークレーンや工事用エレベーター機械の構成や組解体の順を大まかではあるものの、覚える事が出来ました。まだまだ必要となる知識は数多くありますが、全体の流れを掴められるようになった事で業務内容への理解度が以前よりも深くなりました。
ExcelでのマクロやVBAを活用したデータ処理を身に付けて、業務の円滑化に役立てる事が目下の目標です。また、施工部という部署にいるので組解体やクライミング等の現場作業についていき、機械知識をより深めたいと思っております。
就職活動中の不安や孤独は誰しもが感じる事です。私も新型コロナウィルスが日本で蔓延し始めた中での就職活動でした。手探りながらも感染対策に力を入れておりましたが、いつの間にか無自覚の内にウィルスに掛かってしまうのではないかという不安と隣り合わせでした。しかし、その状況下でも業界の未来を見通す事を念頭に置いて動いていました。目指す職種・業界がどのように変化していくのかを見据える他、その変化の中へと参入していく自分自身を思い描けると良いかもしれません。もし、不安が募ってしまうのなら気の許せる家族や友人に相談してみましょう。不安を抱えて行動する事が焦りを生み、ミスを生みます。精神的な余裕を持ちつつ、気を引き締めて頑張ってください。