「考」であると考えております。物事に対して必ず考えることを大切にしており、考えることで物事の大小や事象の流れを想像し、その先の事象をより円滑に進めることができるようになります。
私は情報系の大学出身であり、研究ではロボット系を専攻しておりました。修士1年の夏季インターンシップにてロボットの試運転に立ち会い、建設業界の効率化を目指した開発業務に着手したいと考え、入社しました。現在はロボット開発のみならず、機械整備や管理手法の効率化を機械整備部署の立場で考えることができ、既存技術をどのように応用できるかを考えることが難しいですが、それ以上に面白いと感じます。
私は機械一部に所属しており、タワークレーンの整備担当として業務を行っております。業務内容としては、タワークレーンを現場に建てるまでの整備・出庫の段取りを行います。また整備状況等を記した検査表を作成し、現場の検査を通じてクレーンの使用許可を得ます。整備担当者として着手したタワークレーンが現場で稼働している様子を見ることが何よりも面白く、非常に達成感があると言えます。
社内の雰囲気は温かみがあり、上職や先輩社員との壁がないほどに親しみやすい環境であると感じております。自身が考え事やわからないことで悩んでいる時には上職や先輩社員の方々から声をかけていただけるため、周囲を気にかける人が多いと考えております。
機械の部材や名称を見たり聞いたりすることで、その物を認識できている時が成長を感じます。以前まではあまり機械の部材を見ても物が分からず、名称を聞いてもピンとこないことが多くありました。今では出庫時の検収を任せていただけているので、機械に関する知識が付いてきていると感じております。
当社保有の機械について、より詳しくなりたいと考えております。現在はタワークレーンの担当部署として、比較的簡単な整備や現場出庫までの段取りを行いました。しかしながら、機種ごとの違いや特性、装置の動作原理に関してはあまり理解できておりませんので、現場の修理対応等を踏まえて知る必要があると感じております。またタワークレーンを数年経験したら、工事用エレベーターの整備等にも着手してみたいと考えております。最終的には、保有機械を理解しながらより改善改良できる開発業務に着手することを目標としております。
何事も心から楽しんでみてください。学生生活後の進路が決まり、就きたい仕事に就ける人がいれば、一方で希望通りにいかない人もいます。そこで希望通りにいかず、腐ってしまってもよいのでしょうか。自身の望んだ結果でなく、環境がつまらないと感じてしまうのであればその環境を面白くすればよいと考えます。またその環境で自身のやりたいことができなければ、その環境でもやりたいことをやれる環境に変えればよいと考えます。自分のやりたいことに忠実になり、学生生活や会社人生を楽しんでください。